神奈川県最後の村、清川村へドライブ
ドライブ前夜
週末は、毎日の満員電車に疲れ、人混みを避けたいと思う気持ちがどんどん強くなってくる。 しかし、悲しいかな私が住んでいるのは関東、その中でも比較的発展している市である。 どこに行っても人、車がたくさんいて、渋滞、芋洗い状態である。
私の生まれは東北のど田舎出身、大都会神奈川に来ているのも、仕事のためで、決して人混みが好きなわけではない。 自然は好きだし、特に故郷を思い出す山々は大好きだ。
ふとYoutubeを見ていると、車中泊動画を見つけ、頭の中で「これだ」と思った。 さっそく次の日の土曜は日手頃な距離の自然を見に行こうということにし、金曜日は早めに寝た。
ドライブ出発
当日にはわくわくして朝5時に起きるという失態。 子供かと呆れ、再度寝る。 その後、9時起床。 風呂に入ったり準備をして、10時に家を出た。
私の愛車はエスティマで、もう10年以上も前のモデルだ。 ところどころ壊れてきているが、まだまだエンジンは現役。 買ったときも10万円という破格で取得した。
車中泊をしようと思ったので、まずは準備。 エスティマはミニバンなので、後部座席を倒すとフラットになる。 しかし、それではまだまだ凸凹で、寝転がると腰が痛くなる。 そこで、車中泊用のマットレスを置きたいのだが、手持ちがないのでベッドのマットレスで代用した。 これが意外とよく、十分睡眠できるレベルになった。
あとは相棒のコンデジ、Sony rx100m2とスマホを持ち、出発した。
道の駅きよかわへ
道中は非常に快適。 都内は土日は動く車が多くて、渋滞するのが常だが、幸いにも12月初旬に山へ向かう車は少ないらしい。 あっさりと到着。
感想は、素敵!非常に素敵。 きよかわは、神奈川県でできた道の駅でも一番新しい道の駅である。 施設などは新しさを感じる。 トイレも...まぁまぁキレイ。 施設の2Fには24時間営業の無料休憩所も完備。 まぁ寝っ転がることはできないので、そこで寝るということはできないのが、机に突っ伏して休むくらいはできそう。 あと個人的に好きだったのが、駐車場にはカメラがついていた点。 車中泊中の懸念である暴漢に襲われたり、盗難されることは少なくなるはずだ。
中には当然食堂やお土産屋が。
食堂のメニューはほぼ豚丼一択という一点集中型だった。 豚丼を食べたが、感想はすごく美味しいが脂っこい。 多分みんな同じことを感じると思う。
近くには川があり、釣りできそうなくらいキレイ。
秋の終わりの山々の色は美しい。
思わずボーっとしてしまった。 しばらく川と山を見ながら佇む。 この1年いろいろあったなぁとか、来年も頑張ろうとか。
車中泊のつもりだったが、車内で1時間ほど寝っ転がって休憩したら、十分と感じたので、今日は帰ることにした。 人混みに疲れた人は是非、道の駅きよかわを訪れてみてはどうだろうか。